形見のお品をジュエリーにリフォーム させて頂きましたのでご紹介します。
ご家族が遺された形見のお品をいくつか持ち込まれた女性のお客様。
男性のスーツの襟元に着けるラペルピンやカフスはおそらくお父さまのもの、金のデザインリングとアメジストの指輪はお母さまのもの、とのことでした。
昔はおしゃれな宝石がついたネクタイピンやカフスをお使いの男性も多かったのですが、最近は比較的シンプルなものが人気。「そのままでは使う機会がない」ということで、谷口宝石で 気軽に使えるジュエリーにリフォーム させて頂くことになりました。
まずは 珊瑚の玉がついたラペルピンのリフォームです。
過去に当店の職人がリフォームさせて頂いたオパールとコンクパールの指輪のデザインが気に入られたとのことで、珊瑚を使い、同じデザインにリフォームさせて頂きました。
以前お作りしたものはプラチナの地金でしたが、今回は お客様がお持ちになった18金のデザインリングを溶かして地金に再利用 しました。
地金の色が変わるとジュエリーの雰囲気も変わりますね。珊瑚の赤が金色の地金に映えて、素敵な仕上がりとなりました。
次は ルビーのカフスとラペルピンのリフォーム です。
デザインは同じですが、サイズはカフスがひとまわり大きめ。埋め込まれたルビーも一回り大きさが違いました。
そこでその違いを活かして大小2つのルビーを縦に繋いだ 2連ネックレスにリフォーム させて頂きました。
シンプルなデザインなので、いろいろなお洋服に合わせてお使い頂けます。
最後は お母さまが遺されたアメジストの指輪のリフォーム です。メレダイヤが埋め込まれた三日月のモチーフとドロップ型のアメジストを組み合わせた素敵なデザイン。そのまま指輪から切り離してペンダントトップにリフォーム させて頂きました。
大ぶりのカラーストーンの指輪は、指に着けると少し派手に感じることが多い のですが、ペンダントにリフォームすることでぐっと普段使いしやすく なりますよ。
使う機会のなかったご家族の形見のお品が気軽に使えるジュエリーに生まれ変わり、お客様にも大変喜んで頂きました。お客様、この度は大切なお品物のリフォームを谷口宝石にご依頼頂き、本当にありがとうございました。
ご家族が遺された形見の指輪やネックレスなどのジュエリーだけでなく、ネクタイピンやカフスなど、男性用の装身具をジュエリーにリフォームされる方が増えています。
ジュエリーにカタチを変えることで、使う機会のなかったお品物もいつでも身に着けることができる ようになりますよ。
リフォームのアイディアやデザインはスタッフがお客様のご希望にあわせてご提案いたします。想い出や形見のお品物のリフォームをご検討の際は、どうぞお気軽に谷口宝石までご相談くださいませ。
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