婚約指輪のダイヤモンドリングを メンズジュエリーにリフォーム させて頂きましたのでご紹介します。
ご依頼くださったのはそれぞれ別の男性のお客様ですが、奥様の好みやお仕事の都合で婚約指輪をもう使われていないんだそう。ならば自分用にリフォームしよう と思い立たれて、今回、谷口宝石でメンズの指輪とペンダントトップにリフォームをさせて頂きました。
【A:立て爪リングをリフォーム】
印台リングのサイズ直しにご来店くださったお客様。修理をきっかけに、谷口宝石で 立て爪リングのリフォームができる ことをお知りになり、今回、ご依頼を頂きました。
すでに18金製の大きめのリングをお持ちなので、今回はプラチナでリングを作ることに決定。いろいろなデザインを参考にしながら、まずは職人がデザインを制作します。
ダイヤモンドを真ん中にセッティングし、全体に斜めのラインが入ったクールなデザイン。現在開催中のメレダイヤ10石無料キャンペーン を利用して、両サイドに5石ずつ、メレダイヤをサービスさせて頂きました。
立て爪リングの地金の部分は 溶かして再利用 します。今回は重みのあるメンズのリングのため、元の指輪だけではプラチナが足らず、新たに追加しています。
溶かしたプラチナを 鍛造製法 と呼ばれる金属を叩いて鍛える昔ながらの製法でしっかりと叩き、強度を出しながら指輪のカタチを作っていきます。【3】の画像には、うっすら叩いた跡が残っていますね。その後、表面を磨いて滑らかにし、模様や石を埋め込む穴を彫っていきます。最後にダイヤモンドを埋め込んで完成です。
婚約指輪だった立て爪リングが クールな印象のメンズリング に生まれ変わりました。
シンプルなデザインなので、いろいろな洋服にあわせてお使い頂けそうですね。中央のダイヤモンドとメレダイヤのバランスも素敵です。
【B:婚約指輪をリフォーム】
こちらの指輪も、元々は婚約指輪だったもの。一度デザインをリフォームされたそうですが、お仕事の都合で奥様は指輪を着けられないそう。
そこで今回、ご自分用に 喜平ネックレスのペンダントトップにリフォームしたい と、谷口宝石にご相談頂きました。
1.01ctの大きめのダイヤモンドを両側から挟み込んだ素敵なデザインの指輪。
リングの部分もメレダイヤがたくさん埋め込まれて、とても凝ったデザインです。
折角なので 元のデザインはそのまま活かし、リング部分を喜平ネックレスを通すためのバチカンに加工してペンダントトップにリフォームをさせて頂きました。
仕上がりはこんな感じです。リングの部分が素敵なバチカン金具にカタチを変え、使う機会のなかった婚約指輪がメンズのペンダントトップに生まれ変わりました。
1.01ctのダイヤモンドは存在感抜群、太めの喜平にも負けてませんね。ネックレスの太さに合わせてバチカンをお作りしているので チェーンを通し替え をして頂くことも可能です。
今回はちょうど時期を同じくして、奥様の婚約指輪をメンズジュエリーにリフォーム するご相談を2件頂きましたので、一緒にご紹介させて頂きました。
お客様、この度は大切な指輪のリフォームを谷口宝石にご依頼いただき、本当にありがとうございました。
ダイヤモンドは女性の憧れの宝石ですが、谷口宝石では 男性の皆様にもぜひダイヤモンドのジュエリーを楽しんで頂きたい と思っております。
ダイヤモンドの語源はギリシャ語の adamas(アダマス)。意味は 何者にも征服されない、
何よりも強い、無敵なもの。そのため、古代ギリシャやローマでは戦場に行く兵士たちがお守りとしてダイヤモンドを持ったそうです。
15世紀ごろに研磨技術が躍進し、現在のような美しい輝きを得てからは、宝石の王様として君臨し、富と権威の象徴 として時の権力者たちに愛されてきました。
歴史的には ダイヤモンドは男性の宝石 とも言えます。
奥様がもし、婚約指輪を使う機会がなく引き出しに仕舞いっぱなしにされていましたら、ご自分用にリフォーム してみるのも良いアイディアかもしれません。指輪やネックレスはもちろんのこと、スーツを彩るタイピンやラペルピン、カフスなどをダイヤモンドを使って作られても素敵ですよ。
奥様にご許可を取られた上で、デザインやアイディア、ご予算など、どうぞお気軽に谷口宝石までご相談くださいませ。
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